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フリーランスダンサーがダンススタジオの発表会やダンスイベントを自分で作るとき、自分のアイディアや実現までのロードマップが描かれた企画書を作れるようになれれば、必ずその公演は成功します。
今回は発表会やイベントを主催するための具体的な手順の1つ目である「企画立案」を行う際に必要な「企画書の書き方」について解説していきます。
・イベントや舞台制作の企画書とは何かがわかる
・企画書を具体的に作ることができるようになる
・実際に企画立案が出来るようになる
「企画立案」については詳細に記事にしていますので、参考にしてみてください。この記事の「STEP2」が本記事の「企画書の書き方」となります。

それでは、早速確認していきましょう!


企画書とは
プロジェクトのアイディアや自身のやりたいことを実現するために、プロセスやスケジュール、予算等をまとめた文書のことです。

これを劇場や舞台スタッフ、スポンサーに提示することで、あなたの理想の発表会に手を差し伸べてくれる可能性も広がります。また協力者やメンバーにも共有しておけば、理念をわかった上で行動を共にしてくれるので心強い存在になっていきます。

具体的な企画書の作り方〜8つのステップ〜
ではここから手順に沿って、「Do Your Best」という架空のダンスプロジェクトの企画書の作り方を解説していきますので、一緒に作っていきましょう^^
STEP1: 表紙と目次を作る
表紙を作る

❶「表紙」となる部分に「提出先」「企画書(イベント)名」「日付」「主催者名」をそれぞれ明記する。
色々装飾したいかもしれませんが、シンプルイズベストです!
目次を作る
各ページに何が記載されているか、冒頭に目次ページを入れておきます。

まずは企画書の導入として、企画の方向性を示していきます。その後に、概要、詳細を記載し、それぞれの項目へ繋げていきます。
STEP2: 企画の方向性を記載する
企画の目標(趣旨)からゴールを定める
企画の方向性を決めるために、「目的」(および趣旨)を明確にし、その先にある「ゴール」を定めることが重要です。

上記の図の例題では、企画自体の目的は「ダンサー同士の交流を深める」ことであり、その先に定めるゴールとは「❶環境づくり」「❷ダンサー育成」の2点となります。

文字だけだとわかりにくい場合は、図解にしてまとめておくのも重要です。
目標達成のための課題を解決する
上記で定めた目的(趣旨)とその先にあるゴールを達成するために、何が必要かという課題とそれを解決する方法を見つけていきます。

ロジックツリーを使用して、1つの課題に対する解決方法をどんどん広げていきましょう。ロジックツリーの使い方に関しては、「ロジカルシンキング実践」という下記の記事の中で詳しく解説しておりますので参考にしてください。

企画実行のための指針を決定する
課題の解決方法が出揃ったら、それらに沿った行動指針を決定します。本企画の目的(趣旨)そしてその先ゴールに向かって行動するための方向性がここでしっかりと決まります。

指針に基づいたテーマ・コンセプトを決定する
一つ前で決定した行動指針に基づいたテーマやコンセプト、タイトルなどを決定します。今回は「Do Your Best」というタイトル(コンセプト)と決めたことにします。

このように図解で示せるとわかりやすい資料となりますね!

STEP3: 企画概要を記載する
キービジュアルを立案する
企画書を制作している段階ではなかなか決定していないこともあるかと思いますが、先にこの企画のビジュアルをロゴやデザイン制作に発注をかけておくのが理想です。より企画にリアリティを持たせることができます。

概要を決定する

上記図のような感じで、「いつ」「誰が」「何を」「どこで」という基本的情報をまとめておきましょう。
STEP4: 企画詳細を記載する
次に、企画内容の詳細を記載します。ここでは、目玉となる施策や、企画したコンテンツを説明するページとなります。
目玉となる施策を決定する


それぞれの施策の内容、効果などを記載しておきます。
コンテンツを一覧にする
今回のイベントでは、ステージ上で行うものと、フィールド上で行う2種類を同時的に行うことを想定したイベントですので、それぞれのコンテンツを記載します。


コンテンツを紹介したら、一覧にしてまとめておきましょう。


STEP5: 会場設計を記載する
こちらは特に野外イベント等の大きなイベントで、ゾーニング(区域分け)やイベントのために施工する箇所がある場合に必要になります。

今回は小規模のダンスイベントを想定していますので基本は不要ですが、一応イメージしやすいようにサンプルとして作っておきました。
STEP6: 集客計画を記載する
集客計画
イベントを企画するにあたっては、集客が最も難しい分野の一つと言えるでしょう。参加者の友達や家族だけでなく、どういった方達に来てもらえるかを考えることが重要です。

このように利用する媒体や、集客動線を企画書に記載して頭を整理しておくと、「次に何をしなければならないか」という具体的な施策を打つことができます。
クリエイティブプラン

策定したキービジュアルをもとに「広告」や「ウェブサイト」等を発注し、どういうふうに拡散して認知を増やしていくかというクリエイティブプランを練ったものを掲載します。
STEP7: 運営体制を記載する
会場運営計画
まずは会場の人員配置を掲載しておきます。どこの部署に何人いれば事足りるかを事前に把握しておくことで、スタッフ募集の際にも役に立ちますね。

運営組織体制
今回の架空のイベントでは、主催者の組織を「ダンスプロジェクトDYB実行委員会」と名付けていますが、その組織図を挿入しておきます。

制作スケジュール
この組織がどういう期間でどういう準備をしていくのか、図解で示しておきます。

少なくとも実施する1年前より準備を始めておくので、こういう大まかな制作スケジュールを組んでおくことが、組織として効率よく動くための必須条件となります。
運営スケジュール
こちらは仕込み〜バラシまでのタイムスケジュールを挿入しておきます。


タイムスケジュールの作り方に関して、別記事にて詳しく解説しておりますので、参考にしていただけたら嬉しいです。


STEP8: 運営収益を記載する
最後に大まかな運営収益を記載しておきます。主な収入は何か、何にコストがかかっているかを記載します。

こちらはそれぞれのイベントの実情に合わせて記載してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?企画書を作っておくと、自分の頭の整理にもなり、また人に伝えるときにとても役立つ資料となります。
ぜひ、それぞれのイベントにあわせて作り替えてみてくださいね^^
ここまでお読みいただきありがとうございました!
Love!

